下水道が詰まった時、安い修理業者を見つける方法

排水溝のつまりは家庭内でもよく起こるトラブルの1つです。

ある時、急に台所の排水溝から水が流れなくなってしまうことがありますが、これはつまりが原因と考えられます。

排水溝のつまりは何が原因?


家庭の排水溝はさまざまなことが原因でつまりを起こします。

代表的な原因は以下の通りです。


油:普段、料理をする際など油を使う機会も多いはずですが、使い終わった油を台所にそのまま捨ててしまうことも少なくありません。また、なるべく油は捨てないようにしていても、食器などに付着した油が徐々に排水溝に溜まっていき、やがてつまるということもあります。

食材:野菜を切った時の切れ端や食べ残しなど、意外に多くのものが台所の排水溝にそのまま捨てられています。食材は水に溶けることもありませんので、1度つまってしまうとしっかり対処しないと自然に解消されるということはあまりないでしょう。

異物:油や食材などでなく、本来なら排水溝に流さないような異物を流してしまうことでもつまりが起きます。たとえばペットボトルのキャップを落としてしまったというケースがよく見られます。キャップは小さく落としやすいうえ、排水溝に流れていってしまうことも珍しくありません。


基本的には上記3つのうちどれかがつまりの原因になると考えて良いでしょう


自分で修理は可能か?


原因ごとに自分で修理が可能かどうか、その難易度を簡単にまとめておきます。

油:比較的簡単

食材:難しい

異物:難しい


油が原因の場合、お湯や洗剤で油を溶かせればつまりも解消されるため、自分で修理可能なケースも少なくありません。ただし、油が固まっているとお湯や洗剤では溶けず、業者に依頼しなければいけないことも出てきます。食材や異物に関しては水や洗剤で溶けず、1度詰まってしまうと自分で修理するのは困難です。これらが原因の場合は業者に依頼するのが無難でしょう。


排水溝のつまりで業者選びをする際のポイント

ここからは業者選びのポイントについて解説します。ポイントはいくつかあり、下記の通りです。

1. 過去の実績

2. 料金は明確か?

3. 料金が安すぎないか?

4. 見積もりは無料でしてくれるか?

以上のような点に注意しながら業者選びをすると、失敗の可能性が少なくなり、頼れる良い業者を見つけやすくなります。

修理料金をできるだけ抑えるにはどうすればいい?

ここからは業者に排水溝のつまり修理を依頼する時、できるだけ料金を安く抑える方法を紹介します。

同じ修理をするのであっても業者ごとに設定している料金は違います。安い業者を見つけるためにはどうすれば良いのでしょうか?


料金を抑えるためにとても重要なことの1つが相見積もりです。

相見積もりというのは、複数の業者に見積もりを依頼し、その結果を比較するという方法のことです。

たとえばA・B・Cという業者があったとして、これら3社すべてに見積もりの依頼をします。

すると3社それぞれが見積もり結果を提示してくれることになりますが、結果を比較すればどこが安く修理してくれるのかが簡単にわかります。

Aが1万円、Bが8千円、Cが1万2千円という見積もり結果だとしたら、Bに依頼するのがもっとも安く済みます。

面倒に感じられるかもしれませんが、1社にだけ見積もってもらうようなことは避け、候補となる業者すべてに見積もりをしてもらいましょう。単純に料金を比較できるだけでなく、相場が見えてくるというメリットもあります。


料金の相場について

相見積もりには相場を調べるという意味合いもあります。

複数の業者に相見積もりを依頼し、各業者の提示してきた金額を平均することで相場が見えてくる形です。

たとえば相場が2万円だとしたら、料金が2万円に近い業者ほど相場通りの料金設定をしていると言えます。2万円より安いなら割安で修理してくれる業者、2万円より高いなら割高な業者と考えられます。

先程紹介したようにあまりにも安いのはリスクもありますが、相場を知ることで割安な業者を探せるのは間違いありません。

私達からすれば排水溝のつまりを修理する際の費用相場は普段意識することがなく、わからないということがほとんどです。だからこそ相見積もりを行い、まずは相場を把握することが求められます。


排水溝のつまりはいくつかの原因が考えられ、原因によって修理の方法も変わってきます。つまり原因次第で料金も変わるということです。


1. 特殊な洗剤を使う:安い

2. 高圧洗浄機を使う:高い

3. 排水ホースを交換する:中間

以上3つの方法が主流なのですが、それぞれで料金が変わるわけです。1つ1つの相場を知っておくことで、より明確に各業者の料金について判断できるようになります。

特殊な洗剤を使う修理の相場

特殊な洗剤を使う修理は、主に油が原因でつまりを起こしている場合に行われます。業務用の特殊な洗剤でこびり付いた油を落とす仕組みです。油によるつまりはもっとも一般的で、かつ修理も比較的簡単です。洗剤を流せば自然と油が溶けてつまりも解消されるため、修理にかかる料金も他と比べて安いのが特徴となります。具体的な相場ですが、およそ4千円から8千円くらいが目安です。1万円かからないことが多いでしょう。

実際に見積もりをしてもらった時、この範囲に収まっていれば適切な料金で修理してくれる業者と考えることができます。

高圧洗浄機を使う修理の相場

高圧洗浄機は洗剤では落ちない油などを落とす際に使われます。文字通り高圧の水を流すことで汚れを落とす方法です。特殊な機器を使うということで料金も高めになっていて、相場は1万5千円から3万円ほどです。

排水ホースを交換する修理の相場

異物がつまるなどして、洗剤でも高圧洗浄機でも修理が難しいような場合、排水ホースを交換してしまうこともあります。作業としてはもっとも大掛かりなイメージですが、料金的には高圧洗浄機よりも安く済むことがほとんどです。相場としては1万円ほどです。洗剤を使った方法よりは高く、高圧洗浄機を使った方法よりは安くなるというイメージでよいでしょう。


業者の説明をしっかり聞くことも大事

ここまで排水溝のつまりを修理する際の相場を紹介しましたが、具体的な料金は個別に計算されるため必ずしも相場通りとは限りません。修理を依頼する時は業者の説明をしっかりと聞き、納得したうえで修理してもらうことがポイントです。

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